お伝えしたいこと3【Good Campanyは12.5%】
お伝えしたいこと3【Good Campanyは12.5%】

会社の良し悪しは「事業」、「経営者」、「従業員」の3要素で決まると考えています。

会社には「事業」があって、棒振り役の「経営者や右腕の役員や管理職」がいて、現場で動き回る「従業員」がいます。それぞれに「良い」と「悪い」の2つの選択肢があるとすれば、「良い事業は1/2、良い経営陣も1/2、良い従業員も1/2」と言えるのではないか。

良し悪しの定義があるわけでもなく、統計データもありません。あるのは、今まで私が会社や社会の中で生きてきた経験と常識という、極めて主観的な物差ししかありません。よって、甚だ私の主観的な考えです。

<事業>
 あからさまに騙している事業(というか会社)を目の当たりにしたことがあります。ぼったくりとでも言いましょうか。そんな会社は言うまでもなく×です。働いている従業員を見ていたら、皆さん顔が暗い。よくよく調べてみると、ぼったくって。。。そんな会社で働くことはできません。

 また、
「良い事業」であっても、時代の変化や社会のニーズによって経営環境も変わって、残念ながら息絶えだえな事業もあります。ある意味致し方ないことですが、復活の道があるならまだしも、誰がどう考えても、どんなにお金をつぎ込んでも衰退の道しか見えない事業ならば、もはや悪い事業になるのではないでしょうか。「うちの会社は衰退の一途を辿っているけど、人手が足らないので働いてください。」 酷な話ではないでしょうか。

<経営者>
 会社は存続しなければなりません。存続の鍵を握っているのは経営者自身です。
 どんなに人柄が良くて、頭が良くて、周囲の誰もが 「あの人はいい人すごい人」 という評価であっても、経営手腕に乏しいのであれば、「悪い経営者」 と考えます。
 反対に 「良い経営者」 とは、仕事上で厳しいのは当然ですが、公私混同せず、従業員に慕われて会社を安全に導いていく。そんな人ではないでしょうか。
 「私はあなたについて行く。」そう言われたいものです。

<従業員>
 感謝の気持ちがある従業員は「良い従業員」、その気持ちがない従業員は「悪い従業員」と考えます。
 感謝にも色々あって、雇って頂いている感謝、仕事がある感謝、給料をもらえて生活できている感謝等々。もちろん人ですから、残業がどうの休みがどうのと、文句の一つもあるでしょう。でも、先ずは「自分の仕事をちゃんとやらなきゃ。」と考えるのが先ではないか。ちゃんとやった上で、おかしいとか、改善の余地があるところを 「策をもって」 意見する。この順番が違う事例を多々目にします。

 会社生活において、人間関係で上を見たり下を見たり、はたまた横を見たりで、いけ好かない人と関わらなければなりません。
 ○○上司とか○○部下対策といったマニュアル本も多々出ていますが、そんな物より、上の人も下の人も 「相手方の気持ち」 を考えれば良いと思っています。
 上の人も下だったことがあるはずです。下の人は、上に立つ人の気持ちを考えたことがあるでしょうか? 上の人も下の人も、誰にだって得て不得手があります。人付き合いや仕事への関わり方にも、個々人で得て不得手があります。上げ足を取るのではなく、補い合う気持ちも必要ではないでしょうか? 一筋縄ではいかないことは承知の上です。


 結論をいえば、三つの要素を組み合わせると、「1/2×1/2×1/212.5%」。ザックリと1割です。
 1割の企業が三つの全ての要素が「○」、1割の企業が全ての要素が「×」。そして大半の会社は、三つの要素のうち一つか二つが「×」ではないか。

 事業に問題があるなら、事業を転換するか、たたむむかです。難しいですが。
 経営者と従業員の問題ならば、教育等の関わり方で変えられるのではないか。

 ここにこそ私の仕事があります。

お問合せ
社会保険労務士 山下事務所
〒815-0071
福岡市南区平和2丁目23-2
TEL:092-982-2595
FAX:092-980-5780